綺麗な円

ここ一週間ほど、俺は忙しさと面倒くささから自分のブログを見ていなかった。
だから前回の記事にコメントをくれていたJOLTに返信してなかった。
この事にワビを入れるべく、今日は君の事を書こう。



「JOLT」彼との出会いは、ある京都のクラブ。
その日彼はDJで俺は客だった。
俺がもうそろそろ帰ろうとした時、彼の選曲が俺の足を止めた。
 彼のプレイリストがあまりにも知りたくてフロアーに戻ってから彼のDJtimeが終わるのをずっと待っってた。
幸いな事に、彼が友達の友達だったのですぐに仲良くなれた。



その夜、朝になるまでずっと牛丼屋で友達数人と話してたんだけど、俺とJOLT2人はずっと音楽の話してた。
なんせ彼はレコ屋のバイヤーなもんで、明らか音楽への情熱が深かったし、通ってきたジャンルも幅広かった。



 俺の周りには洋楽が好きな連中は沢山いる。
ある奴はポップ、ある奴はロック、ある奴はブラック、ある奴は...。
俺も多ジャンルを探ってきただけに、友達によって異なった音楽ジャンルの話をしてきた。
でも彼と知り合ってからはそんな事を考えなくてよくなった。
何故か?
あいつ一人で何役もこなすからな。



俺はある意味でお前の様な人間を探していたのかもしれない。

ある時はナタリーの話をして、ある時はスリッツの話をする。
ある時はツインズの話をして、ある時はシャーウッドの話。
そしてエドラッシュの打ち込みについて話したかと思うと、マークロンソンのマッシュアップを話す奴。
そういう奴を。

白人音楽から黒人音楽まで。
60’から今日まで。
オーバーグラウンドからアンダーグラウンドまで。
すべてに手を出して深く知るお前の頭を
パワプロのカートリッジで表すと、「綺麗な円」になるはずだ。
だからCREWの話も回ってきたに違いない。
そうだろ?
そして俺とお前はこう言うはず。
「YESです。」


                                                − NEIL −